閲覧して下さっている皆さま、はじめまして

店長をさせていただいております

魔王 泡（うた）と言います

 

 

当店「雨はしずかに」の根底が

女性の幸福を願うお店であるということを

感じやすくなってもらえればという想いから

 

 

当ページでは、私個人の

店長としての考え

店長に至るまでの人生譚を

お話させていただきたいと思います

 

 

私は岩見沢という豪雪地帯の田舎で

母子家庭、姉が３人いる中で育ちました

女性ばかりに囲まれた環境が日常でありました

 

決していい環境とはお世辞にも言えず

常に周りには女性の痛みがあふれていて

「姉や母が男性に泣かされている」

というようなシチュエーションが

日常にいくつもあるような環境でした。

 

何もわからないなりに姉や母の涙を見て

その理由を見たり聞いたりとする中で

優しくなぐさめ、涙をぬぐうことが

自分が唯一出来ることでした

 

自分（男性）は女性に対して常に

優しさやプラスだけを与えて生きたいと

強く思ったのを覚えています

 

そして「女性を活かす」ことが大切だと

ある意味で使命感のように強く思い

男性でありながら、男性よりも女性と

通じ合うことが多かった人生でした

そしてそれが自分らしくいる事でした

 

そんな中で友人より「向いている」とオススメされ

私が出会ったのが「女性用風俗」という業界でした

 

 

女性用風俗のプレイヤーとして勤め

自分の生き方をお仕事として体現する場を

あたえてもらった私は、今まで以上に

深く女性について学ばせていただきました

 

沢山の女性のポジティブやネガティブな気持ちと言葉

一生懸命に生きている女性のリアルを第三者として

時にはその方の身内や友人よりも深い部分を

聞かせていただき、見せていただきました

 

そして、どんなカタチでも少しでも

お相手の女性の人生を向上させたいと

必死に出来ることを模索する日々は

私個人が活力を逆にいただく程に

ありがたく貴重なモノでありました

 

女性に対して喜んでいただけることは何なのか？

自身の感動や、学ばせてお返し出来ることは？

そう考えて追及と行動をくり返さなければいけない

 

当時の私にとって、そう思うのが当然なほどに

女性用風俗を通じて見た「女性」の深みは

「人への愛情」に溢れた感動の連続で

女性に対して、自身が、男性ができることを

更に深く強く、考えさせてくれるに十分でした

 

 

そうして二年の歳月を経て

女性の為にメリットだけを与えられる人に

そう考えに考えて、思い至ったのは

幼少期から行っていたこと、原点への回帰

「そっと静かによりそい、肯定する」ことでした

 

女性は女性である、ただそれだけで

男性では及ばないほどの美しき愛情をもっていました

誰もが宝石のような「本当の自分」を内に秘めています

 

それをそっと肯定するだけで、女性はポジティブな活力に溢れ

すでに手元にある「自分だけの幸せ」に気付いていくと感じました

 

決して「幸せにする」などはおこがましく男性らしさを欠いていて

高潔な「女性」は「幸せになっていく」ことを他のなにかによって

おさえられているだけ、ならばそっと正しくサポートだけをする

それが第三者としての男性が女性に、真に出来る愛情表現だと

 

その考えが自分の中で確信へと変わった時に

自分に出来る最大限を行おうと決意しました

一人では限界があり取りこぼしてしまう方々に

一人でも多くの女性が少しでもラクになるように

 

講習やキャスト、関わる男性すべてがブレることなく

「正しく、よりそう」というコンセプトのもとで 

 

流行の「女性用風俗」とは少し異なった価値で

「女性用風俗」としての大切な部分を磨き

真摯に「女性」にスタッフすべてが向き合う

そんなお店を作り出さなければいけない

 

生まれ育った考え方と、プレイヤーでの経験

その中で出会ってきた美しき芯を持つ女性たちは

「個人」ではなく「世界」としての見方へと

私の考えを昇華させてくれました

 

より沢山の女性を幸せにする事のできるサービスを

そう思わせてくれた沢山の女性に感謝を返すべく

「雨はしずかに」を創業することを決めたのです

 

 

 「雨」というものは少しノスタルジックな印象があると思います

天気の性質も相まってどこかネガティブなイメージはつきものです

 

しかし音やその景観など、アーティスティックな印象もあり

幻想的、美しく好かれるような、ポジティブなイメージなど

そういった方向性で見られることも大いにあります

 

それらは「雨を感じた人がどんな状態なのか」から産まれます

どう感じるかが重要で世界はそのあり方を変えることは稀です

で、あるならどう考えることが自分にとって良いのかが大切であり

それこそがめぐりめぐって世界を変える事にも通じていくことです

 

心に余裕があり、ポジティブに何事も感じられる事は素晴らしく

雨が静かに心地よく感じ「キレイだな、なんだかイイな」と

そんな風に「人としてのあり方」に余裕を持てることが大切で

女性の根源的な幸福にもつながっていくことだと思います

 

関わってくれた女性、またはそれを作り出すキャストの男性

全ての人々が、雨すらも美しく見えて自分を高めてくれるんだと

ポジティブな人間としての「良い状態」になれますようにと

願いを込めて、それを突然降り出した心地よい雨のように

ふと思いがけないタイミングとささやかさで、そっと支えたい

それが「雨はしずかに」という名前であり。

私がお店に込めた、大切な考え方の根底です。

 

 

私は、女性に対して誠実に「プラス」だけを提供したい

その道を考え、実行し続ける女性用風俗を目指します

 

リアルではどうしても難しい部分の「逃げ道」や「休憩」を

自分らしさをふっと心地よさの中で見つめられる「体験」を

女性として、人として少しだけラクに考えられる「時間」を

一人だと感じそこから抜け出せず動けない、そんな夜に

そうではないと否定してくれる「人の温度」を

 

それらが女性、あるいは人としての

「個人の世界」の平和へつながっていくと

強く芯を持ち、止まる事無く実現し続けます

 

女性の膨大で愛情深いエネルギーが

自身にとってのみ正しく、良き方向へと向かうことが

大きな目で見た時には、社会へのなによりも

多大なる貢献になるに違いないと

私は、女性の持つすばらしさを

強く信じて進んでいきます

 

そしてそれが一筋縄ではいかないことだと

同時に強く理解し、その上で妥協することなく

当業界の発展、女性の活躍の推進

ジェンダー・ギャップ指数の向上などを目標に

自己の人生をかけて臨んでいく覚悟です

 

 

多くの女性の幸福のため

役立てるようなお店として

いつか良き思い出にさえ

なれるようなお店として

あなたの人生をそっと

向上させるようなお店として

あり続けられることを目指し

 

雨はしずかに、を通して女性が

ひとつでも多く笑顔になれること

悲しみでうつむく夜が減ること

日常が少しラクになる息抜きを

見つけられることを願って

 

そうして「最近楽しいんだ！」

と友人や家族に言えるようになる

輝ける場所で、思うがままに輝ける

女性がそんな風に人生をイキイキと

過ごし、楽しんでくれていることが

 

私にとってはそれが

何よりもうれしくて笑顔になれて

世界を好きでいられることなのです

 

ここまでの長文を読んでくださった

全ての方々に愛を込めて

 

 

2023/8/1 店長 泡