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【太一】「無価値」

容姿、資産、その他パッと見て誰もが羨ましいと思うものに全く興味を持たなかった時代がある。 16〜20代前半は実利なんて全く考えなかった。「無価値」なことほど熱中した。そこに誰よりも「価値」があると本気で思っていた。多分これが青春というなら腑に落ちる。 カッコいい音楽を知っていている人たちに、憧れのようなものを抱いていた。僕にとってそれが何よりもリスペクトの対象で、それ以上もそれ以下も存在しない絶対的な領域がそこにはあった。 その頃ショックを受けたものはずっと残るよね。それがいいことでも悪いことでも🫤